グローバルアジア研究拠点は、所属メンバーによる科学研究費・新学術領域研究「和解学の創成～正義ある和解を求めて」（代表・浅野豊美）との共催ワークショップを開催しました。本拠点は、グローバル・ヒストリーとグローバル・ガバナンスを軸にアジアから分野横断的な研究を発信することを目的としています。なかでも和解学の創成プロジェクトはグローバル・ヒストリー部門における基幹プロジェクトとの役割を担い、これまでウェブサイトの設立・情報発信、国際連携、ワークショップ、国際会議、映画上映会、出版物の制作など多岐にわたる活動を行ってきました。

2021年8月に早稲田大学で第2回和解学国際会議（The 2nd International Conference on Reconciliation Studies）を開催するにあたって、4月～7月までの間、月1回のペースで和解学の創成プロジェクトの研究成果を振り返るワークショップを開催しました。

Event Information	第１回：座談会「和解学の創成」プロジェクトの５年間を振り返る（Roundtable : Reflections on 5 years of the project of ‘Creation of Reconciliation Studies’） 報告者／Speakers：浅野豊美（Prof. Toyomi Asano）x 梅森直之（Prof. Naoyuki Umemori） 司会／Chair：中野佳裕（Dr. Yoshihiro Nakano） 日時／Date & Time：2021年4月19日（月）April 19 (Mon) 18:15-19:45
Event Information	第２回：台湾における和解──二・二八事件を中心に（Reconciliation in Taiwan: Reflections on the February 28 Incident） 報告者／Speakers：菅野敦志（Prof. Atsushi Sugano） 討論者／Discussant: 浅野豊美（Prof. Toyomi Asano） 司会／Chair：中野佳裕（Dr. Yoshihiro Nakano） 日時／Date & Time：2021年５月17日（月）May 17 (Mon) 18:15-19:45
Event Information	第３回：日韓ドラマ共同制作の時代ーその遺産から見る日本の現状（Living in an Age of Japan-South Korea Joint-Production of TV Dramas） 報告：沼田通嗣（ATP 理事│(株)テレパック取締役長「テレシネマ7の試みと日本の現状と問題点」 報告：さらだたまこ（日本放送作家協会 理事長）「アジアドラマカンファレンスと日本の現状と問題点」 討論：土屋礼子（早稲田大学政治経済学術院）、丁 智恵（東京工芸大学 芸術学部 映像学科 助教） 司会：浅野豊美（早稲田大学 国際和解学研究所所長）／中野佳裕（早稲田大学地域・地域間研究機構次席研究員） 日時／Date & Time：2021年６月28日（月）June 28 (Mon) 18:15-20:30
Event Information Report	第4回：David Hume for Historical Reconciliation Speaker：Byongtaek Lee (Northeast Asian History Foundation) Discussant：Prof. Naoyuki Umemori (Waseda University); Dr. Yoshihiro Nakano (Waseda University) Chair：Prof. Toyomi Asano（Waseda University） July 19 (Mon) 2021, 18:15-19:45 (Japan Time)