2023年8月7日(火)・8日(水)、早稲田大学グローバルアジア研究拠点が共催する「第72回SGRAフォーラム / 第8回日本・中国・韓国における国史たちの対話の可能性」が開催されます。
テーマ:「20世紀の戦争・植民地支配と和解はどのように語られてきたのか ――教育・メディア・研究」
日 時:2023 年 8 月 8 日(火)9:00~17:50
2023年8 月 9日(水)9:00~12:50(日本時間)
会 場: 早稲田大学 14 号館 8 階 及びオンライン(Zoom ウェビナー)
言 語:日中韓3言語同時通訳付き
主 催: 日本・中国・韓国における国史たちの対話の可能性実行委員会
共 催: 渥美国際交流財団関口グローバル研究会(SGRA)
共 催:早稲田大学先端社会科学研究所・東アジア国際関係研究所
助 成:高橋産業経済研究財団
プログラム:
8月8日(火)
【第1セッション 司会:村 和明】
開会挨拶:劉 傑(早稲田大学)
趣旨説明:三谷 博(東京大学名誉教授)
【第2セッション サブテーマ:教育 司会:南 基正】
発表:
金 泰雄(ソウル大学)
解放後における韓国人知識人層の脱植民地への議論と歴史叙述の構成の変化
唐 小兵(華東師範大学)
歴史をめぐる記憶の戦争と著述の倫理——20 世紀半ばの中国に関する「歴史の戦い」
塩出浩之(京都大学)
日本の歴史教育は戦争と植民地支配をどう伝えてきたか——教科書と教育現場から考える——
【第3セッション サブテーマ:メディア 司会:李 恩民】
発表:
江 沛(南開大学)
保身、愛国と屈服:ある偽 満州国の「協力者」の心理状態に対する考察
福間良明(立命館大学)
戦後日本のメディア文化と「戦争の語り」の変容
李 基勳(延世大学)
現代韓国メディアの植民地、戦争経験の形象化とその影響-映画、ドラマを中心に
【第4セッションン サブテーマ:研究 司会:宋 志勇】
発表:
安岡健一(大阪大学)
「わたし」の歴史、「わたしたち」の歴史―色川大吉の「自分史」論を手がかりに
梁 知恵(東北亜歴史財団)
「発展」を越える、新しい歴史叙述の可能性:韓国における植民地期経済史研究の行方
陳 紅民(浙江大学)
民国期の中国人は「日本軍閥」という概念をどのように認識したか
論点整理:
劉 傑(早稲田大学)
8月9日(水)
【第5、6セッション:全体討議(指定討論)司会:彭 浩、鄭 淳一】
議論を始めるに当たって:三谷 博(東京大学名誉教授)
全体討議:
指定討論者(アルファベット順)
平山 昇(神奈川大学、日本)
金 澔(ソウル大学、韓国)
金 憲柱(国立ハンバット大学、韓国)
史博公(中国伝媒大学、中国)
吉井文美(国立歴史民俗博物館、日本)
袁 慶豊(中国メディア大学、中国)
張 暁剛(長春師範大学、中国)
閉会挨拶:趙 珖(高麗大学名誉教授)
※同時通訳
日本語⇔中国語:丁 莉(北京大学)、宋 剛(北京外国語大学)
日本語⇔韓国語:李 ヘリ(韓国外国語大学)、安 ヨンヒ(韓国外国語大学)
中国語⇔韓国語:金 丹実(フリーランス)、朴 賢(京都大学)
問い合わせ:SGRA事務局([email protected] 03-3943-7612)
参加申し込み方法は、渥美国際交流財団関口グローバル研究会(SGRA)のホームページをご確認ください。